外科矯正の費用相場と後戻りについて
通常の矯正では解決できない骨の歪みを、外科手術することで治す方法を「外科矯正」と言います。矯正のデメリットである後戻りの現象も少なく、その安定性の高さがネットやブログなどでも取沙汰されています。しかし本格的な手術となれば、費用やリスクの面で不安要素が増えてくるのも事実。そこでここでは外科手術とはどのようなものなのかを見ていきたいと思います。
外科矯正にみるリテーナーと後戻り
外科矯正といっても、治療が決まってすぐ手術、というわけではありません。まずは通常の矯正を用いて出来る限り歯並びをよくします。その後外科手術をし、術後矯正としてまた通常の矯正をします。ここまでで一年から三年の時間を要します。 そしてここから、矯正において問題になりがちな「後戻り」との戦いが始まります。まず、リテーナーという、歯が元の状態に戻らないよう保定する器具を医師から渡されます。最初は食事と歯磨き以外はほぼ一日中これを装着し、約一年たった辺りから、徐々に着ける時間を減らしていきます。しかし取り外しが自由なリテーナーは、ついつい邪魔な時に外してしまったり、付け忘れてしまったりするという欠点があり、後戻りが始まる可能性が高くなります。アメリカなど歯への意識が高い国では、寝るときは一生リテーナーをつけることを指示する医師もいるくらい大切なものなので、手術の直後は特に気をつけなければなりません。また、外科矯正は通常の矯正よりも後戻りしづらいのは事実ですが、手術をしたから、リテーナーをしているからといって100%戻らないというわけではない、ということも頭にいれておきましょう。
外科矯正の費用
矯正全般に言えることですが、外科矯正もまた保険の適用がなく、費用も症状によって人それぞれ大幅に変わってきます。一方、外科矯正では他の矯正と違い手術を行うため、いくつかの補助を受けることができる場合があります。 @育成医療機関・顎口腔機能診断施設に認定された医院での顎変形症に対する矯正治療に限って保険が適応されることがある。 A医療費控除。子供の場合は全額対象。大人は日本矯正歯科学会の認定医によって、咬合機能異常と診断された場合には医療費控除の対象となる。 ただし、年間の医療費が10万を超え、また上限が200万となっている。 B高額療養費。これは外科手術、入院費用が保険の適応を受けるため、その部分の費用のみ対象となる。ただし、一ヶ月の医療費が72300円を超えた場合適応。 通常だと総額100万から200万する外科矯正が、これらの補助全てが適用する場合は50から70万くらいになります。
ブログで学ぶ外科矯正
今日、ネット上には様々なタイプのブログがあり、外科矯正の体験日記として書かれたものも多くみることができます。そこからわかることは、いかに手術をともなう外科矯正は時間がかかり精神的、肉体的にも大変かということです。確かに外科手術は、通常の矯正よりも見た目が大きく変化するため、顔のラインが綺麗になったことを素人目にも確認することができます。しかし一方で手術中に神経を切断され、一生顔の一部が麻痺したままという結果になってしまったというブロガーも中にはいます。また全身麻酔をするなどから入院には2〜3週間かかり、手術後、長い時間、顔の腫れに悩まされたという人も少なくありません。 医師に自分が納得するまで相談することはもちろんですが、ブログなどで様々な外科矯正のパターンを知り、理解することでより安心して手術をうけられるのではないでしょうか。
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